制作プロセスをプレゼンテーション
今日のメインメニューは、これまでの3つの課題のプロセスシート(パネル)の提出です。
評価のポイントは
・自分の作品としての制作プロセスが
わかりやすく、魅力的に語られていること
・パネルの仕上がりが美しいこと(レイアウト、切り貼り)
・写真、文字の内容と表現が意図的にコントロールされていること
(写真の撮り方やトリミング、書体の選択や文字組)
・デジタルデザイン演習との関連づけと応用
などです。
提出後1時間ほどで各作品の評価・採点を行い、その後プチ展覧会として全パネルを全員で鑑賞しました。
特に良くまとまっている作品は一カ所に集め、作者を誉めたたえました。自信を持ってもらえれば。
午前のクラスの作品はグラフィックソフトを使ってまとまりの良いものが多かったのですが、午後のクラスの作品は手書きの表現に魅力的なものが多かったのが特徴です。
表現のゴールを決めるのは自分です
各課題の4回めの授業時に一度まとめとしての振り返りは行っていますが、全体を眺めてみるとまた新たな発見があると思います。
3課題ともレベルの高い学生、課題が進むにつれて質のあがっていった学生、気に入った課題だけやった学生、とりあえず条件だけクリアして場をしのいだ学生。人それぞれですが、授業運営側としては、予測や期待を超えて粘る人が増えてほしい訳で。「つくり直したのでみてください」とか「条件を拡大解釈してるけどこりゃスゲェ」というのが全くなかったのは残念です。
この授業での制作はこれで終了ですが、表現する面白さ、課題という枠を乗り越えて人に魅せる作品をつくるモチベーションの重要性を、来年度の活動に応用していってほしいと思います。
2009/01/27
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